痛い腰・ヒザ・肩は動いて治せ

痛い腰・ヒザ・肩は動いて治せ

著者の島田 永和先生はバドミントンの「オグシオ」も頼りにする専門医。痛い腰・ヒザ・肩は動いて治せケガでも休めないスポーツ選手。治療を進めつつ練習を再開し早い復帰に努める。この「動いて」治す方法は自分の症状や年齢をよく考えて参考にしたい本です。老化によるものでなく、膝の負担の大きいスポーツを習慣的にやられるかたや、けがによる膝の痛みで苦しんでいるかたは参考にしてみては。以下レビューを掲載します。

痛い腰・ヒザ・肩は動いて治せ (朝日新書 119)

安静よりも動かすことが、早期回復への近道

著者の経営する島田病院は、地元では有名な整形外科病院であり、有名なスポーツ選手も通院していることも知っていたが、その治療方針が本書ではよく分かった。

私自身の経験からしても、一昔前では、骨折や捻挫後、安静を言う医師はいても、「動かせ」という医師は知られておらず、クラブの監督が唯一「痛くても根性で動かせば、痛みを忘れてそのうち動くようになる!」とのたまうだけであった。

それを医学的にスポーツ選手の例をもって、安静の弊害を本書は説明している。
選手のみならず、一般の人も参考にすべき記述が多く、簡単な図説で、家でも無理なくできる、腰・膝痛に対する練習方法も載っている。

私の周囲でも水泳で五十肩を治した人が何人もいるが、やはり人も動物である以上、死ぬまで動かせる部位は動かした方が良いのだろう。

終盤に「患者の尊厳を守り、意思を尊重し、サポートするのが医師の役割」と書かれている。

無論、これに反対する臨床医はいまい。

が、“数時間待ちの後数分の診療”を行わなければ、経営が成り立たないような診療報酬システムを変える提言はなく、整形外科は、そんなに時間に余裕があるあるのか?との疑問を持った。

今も(34歳)現役 サッカー選手!!

島田先生は私が数十年前に膝の内出血・半月板損傷の治療時の主治医でした。治療後のリハビリは数か月かかりましたがリハビリの大切さをやさしく教えていただき現在34歳でもサッカーを楽しめています。是非、一度ご拝読ください。

痛い腰・ヒザ・肩は動いて治せ (朝日新書 119)

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